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インターネット初心者が、ネットに溢れる悪意と戦う為の知恵を共有する場所

削除リクエストに関する考察

 Google削除リクエストは誰でも行うことができるのですが、以下の特徴(問題点?懸念点?)もあるようです。

 

①一つのURLは、1名しかリクエストできない

 誰かが既にリクエストしていると、他の誰かはリクエストできません。そして、後からリクエストした人は、既に誰かが申請していることに気づきます。万一ですがそれが悪意ある人物であった場合、どの投稿が嫌がられたのかを察知される可能性があります。そのためこれは私個人の意見ですが、データベース的なサイトや掲示板への大量投稿のように、大量に消えるべきURLが発生するときの削除リクエストは注意が必要です。自分の対象URLだけでなく、周囲の方の分も含めたり、切りのいい場所まで含めたり等、できるだけ削除リクエストをまとめたほうが無難であると考えます。そうすることで、特定されにくくなります。勝手なことをするな!というご意見もあるかと思いますので、自己判断および責任になってしまうと思いますが・・・。また、黙々と消していただけるなら親切な行為だと思うのですが、「ここを申請しました!」とか「ここは既に申請されているのを確認済です!」とかいちいちネット上で報告されるのも大変迷惑なわけです。どこから先が残っているのかバレますし、投稿に気づいて嫌がっている人がどこにいたのかアピールしているのに等しいからです。

(補足:前にリクエストした人は、後からリクエストした人がいることはわかりません)

 

②一度削除されても、再登録可能

 リクエスト後、そのまま一定時間が経つと「期限切れ」のステータスに代わります。そうするともうGoogle検索に表示されることはありません。しかし、「削除済み」状態のとき、リクエストした方は「再登録」を行うことができます。悪質なページに対して削除リクエストを行い、再登録を行う人がいるとは思いにくいですが・・・そのため、削除リクエストを申請して無事「期限切れ」を迎えて完全に消えるまでは100%の安心はできません。定期的に検索してチェックするか、URLをメモしておいて時々リクエストをかけてみた方が良いと考えます(期限切れになったURLは、再び削除リクエストが可能になります)。

 

③一つのサイトに関するリクエスト数に上限がある

 詳細は不明なのですが、1日あたりの上限があるようです。そのため、後からリクエストした人にエラーが出た場合、そのサイトに関する削除リクエストが殺到している可能性が高いです。しばらく時間を空けて再度申請すると通る可能性が高まります。ここは憶測です。

 

以上です。