個人情報ほご自治会

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Googleに「法的な削除リクエスト」を要請する(11/14)

 この方法を「名誉棄損の案件」について行うことについて調査しています。11/14夜更新です。

 

 Googleに対する「法的な削除リクエスト 」について、わかりやすい解説記事のURLを貼っておきます。直接リンクしていいか不明ですので、コピペして訪問してください。httpsのhとtの間に、スペースを入れています。

※法的な削除リクエストとは、読んで字のごとく法を根拠にGoogleに対して検索結果からの除外を要請する方法です。問題となるサイトが消えるわけではありませんが、Googleの検索結果だけを消すことが可能な措置です。例の全くセンスのない不細工な作りの作者の人間性が出ているキモいサイトの迷惑性をずいぶん下げることができます。

 

h ttps://www.smartglass-seo.com/blog-516.html

 

 なお、説明によると基本的に生年月日・住所・電話番号は削除申請の対象外とされています。しかし名前+住所(の一部でも可)+不利益な情報の組み合わせであれば、削除された例は多数あることは確認済です。申請を適切に行えば間違いなく通ります。また、名誉棄損の案件の場合、申請者は基本的に匿名となるようです(team @lumendatabase.orgに問い合わせました。本記事の末尾に、回答の一部を抜粋します。)。そのため、「個人情報保護法違反」のみを理由に申請するよりも、「個人情報保護法違反」+「名誉棄損」のセットで申請するほうが良いのではないかと考えます。

 ただし、申請内容には気をつけないといけません。申請文の中に個人名や住所を不用意に入れてしまうと、そこは匿名化されない状態で公開される懸念があります。これは絶対に避けるべきです。

 また申請文には、出来る限り不特定多数に公開されたときに自己にとって不利益となるようなことは書かないほうが良いです。申請は一発で通らなくても、複数回やり取りして通ることもある(というより、大体そんな感じっぽい)ようですので、まずは申請してみるのも手です。

 

 引き続き色々と調べた結果、私としては現時点で個人が打てる対策として、可能性を感じています。当初はネットに強い弁護士に相談することも考えましたが、どうもそれが必ずしも適切ではないこともわかってきました。案外、個人が素人丸出しで行うほうが良い結果が期待できるかもしれません(弁護士は代理人であるため、かえって申請文の内容に関して、匿名性を高めることに制約があるのではないかと思うのです。ただ、申請文の作成についてアドバイスしてもらう等ならば良いとは思います)。

 

 もし法的な削除リクエストを行い、その後の状態に問題があると判断した場合、申請を後から取り下げることもできます。取り下げると検索結果に問題のサイトはまた表示されるようになってしまいますし、再度の申請は通らなくなる可能性があります(これは憶測です。通るかもですし、もしかしたら、初回とは別の法的根拠を示せば通る可能性はあるかもですが・・・)。いずれにせよ、出来る限り申請前にしっかりと調査検討なさってからの対応をおすすめします。デメリットもある方法ですので(検索結果最下段に、リクエストにより削除されました、の表示が出ます)。これに関してノウハウをお持ちの方、情報提供いただけると助かります。

 

 

最後に、コピペです。

 

When Google sends Lumen a copy of a notice Google has received having to do with alleged defamation, a few things happen.

First, the name of the sender of the notice is not displayed as part of the notice.

Second, the name of the sender is redacted from anywhere that it is present within the text of the notice.

Third, if all or part of the name of the sender is present within the text of the URL(s) that are the subject of the complaint, it is redacted out.

Finally, as it does with all of its notices, Lumen makes a good faith effort to redact from the notices as presented to the public all personally identifying information, such as addresses and phone numbers, although public court records are generally displayed in the form in which they were shared with us.

We include complained-of URLs as raw text only, and use robots.txt to request that they not be indexed by search engines. Further, we restrict access to the full text of URLs within notices.

Further questions about the content present within a notice originally sent to Google should be directed to Google.