個人情報ほご自治会

インターネット初心者が、ネットに溢れる悪意と戦う為の知恵を共有する場所

改めまして

 現状の問題点は、Googleだとお考えの方も多いと思います。明らかに違法かつ迷惑なサイトの内容が、検索結果の上位に出る状況を把握していながら基本的に放置する。問い合わせても問い合わせても「Googleでは対処しない、ウェブマスターに問い合わせろ」というテンプレ回答のみ・・・明確な悪意を持ったウェブマスターに問合せして、どうしろというのでしょうか。

 

 Googleは、ネットの名誉棄損問題に対しもっと真剣に取り組むべきです。自社の利益を優先するあまり、個人の声を完全に封殺していると私は思います。やろうと思えばできるのに、コストアップに繋がるからやりたくないだけです。実質的なインフラとして確固たる地位を確立した企業が、これで社会的責任を十分に果たしていると言えるのでしょうか。

 

 詳細はお調べいただけると良いかと思いますが、Googleは欧州では既にこのあたりの対策を取っています(取らされ始めています)。日本でも、来年には個人情報保護法の改正が予定されており、同様の流れになっていくと思われます。今は色んな意味で過渡期であると思います。

 

 公正取引委員会では、デジタル・プラットフォーマーに関する取引実態や利用状況についての情報提供窓口を設け、国民の情報提供を呼び掛けています。中長期的な対策にはなるのですが、今回の件も含めて問題点を出していかないといつまで経っても事態は改善していかないと思います。