個人情報ほご自治会

インターネット初心者が、ネットに溢れる悪意と戦う為の知恵を共有する場所

違法・有害情報相談センターについて

違法・有害情報相談センター」は、インターネット上での違法・有害情報に関する相談窓口です。URLは以下。

http://www.ihaho.jp/

 

 ページ上には「仮システムで運用中」とありますが、サービス自体はしっかりと稼働しています。ここは「インターネット上に迷惑な個人情報を載せられた!削除して欲しいけれど、どうしたらいいかわからない!」という場合にとても助かるサービスです。センター側でサイトの情報を調べ、有効な削除要請先を教えてくれます。(某事件のように防弾ホスティングの場合は、その要請先が応じないから困っているわけですが・・・それでも素人には有用な情報は情報です)ただし、ここが直接削除等に動いてくれるわけではなく、対処法のアドバイスをくれるだけです。自分で動かなければなりませんのでご注意を。

 

 使い方ですが、ページ右上の「相談のご登録はこちら」をクリックし、利用規約を確認してさらに「相談のご登録はこちら」をクリック、フォームに必要事項を入力します。ここは実名で、できるだけ細かく書いたほうが良いです。また、回答はメールで来ますからメールアドレスは正しく記入してください。記入し終わったら最下段の送信をクリックして完了です。数日後、回答が届くと思います。削除要請の例文も(日本語ですが)付けてくれます。

 

ただ気を付けるべき点があります。センター回答を忠実にやってしまうと自己にとって不利益な結果となる可能性もありますので、回答内容の意味をしっかりとお考えになってから行動に移すことをお勧めします。具体的には何か?と言いますと、センター側では「まずサイト管理者に連絡を取り削除依頼してみてください」という回答が普通に来ます。これは、善意の第三者がサイト管理者である場合は有効な手段です。しかし、サイト管理者自体が悪意を持って個人情報を掲載している場合には全く無効です。それどころか、サイト管理者に「こいつは困っているんだな」という情報を与える行為に他なりません。同様に、削除要請先によっては、我々が出した苦情をそのままサイト管理者に転送する所もあります。転送されても困らないよう、要請を匿名にする等の対処をケースに応じて行ってください。これは人権擁護局の削除代行でも同様のことがいえます。詳しく別記事を作成するつもりですが、同局の削除代行も基本的には善意の第三者がサイト管理者である場合にのみ有効、と考えたほうが無難だと私は思います。