個人情報ほご自治会

インターネット初心者が、ネットに溢れる悪意と戦う為の知恵を共有する場所

あらためて注意喚起

ネット上で個人情報をばら撒かれた場合、その情報をもとに自分に危害を加えてくる可能性がある相手がもしいるとしたら、次の3種類に分類できると考えます。

 

①周囲の人物(友人知人、同僚)

②ネットの向こうの匿名の人物

③名簿屋とそれを利用する悪質業者

 

上記のどれを自分が最も脅威だと考えるかで、どんな対処をすべきか、またどこまで対処すべきかは違ってくるのではないかと思います。これはその人の状況によって千差万別です。例えば幼いお子さんがいるご家庭でしたら①かもしれませんし、若い独身の女性や職業知名度によっては②をより警戒する、という感じです。③は無人島生活をするなら大丈夫でしょうが、普通に社会で生きていくならば、今回の件に関わらずそれなりの注意は必要です。普段から気を付けている方もいらっしゃると思います。

 

まず、①は支私怨やいじめなど、明らかに特定の個人に対しての危害ですから、例えば周囲の人との関係を良くし、何かあったときに味方になってもらえるようにすることも防衛に繋がります。ここは本当に人それぞれだと思います。

 

②の場合、自分がターゲットにされる確率を下げる対処が考えられます。例えばフェイスブックやSNSである程度の個人情報を過去に公開していた場合、もしかしたら①よりもこちらのほうが脅威になる可能性が出てきます。ばら撒かれた個人情報と過去に公開していた情報を結び付けることで、大衆に興味を持たれるようなものにならないか、今一度点検する必要があると思います。忘れた頃に思わぬところから火が付く可能性はあります。

 

③に関しての対処は難しいです。ネット上に何かしらの名簿が出回った場合、そのような業者もそれを入手してしまったと考えるべきだと思います。なので私はここの取り締まりを強化して欲しいと思っていますが・・・せめて電話番号やメールアドレスなど変えられるものは少しでも変えて、かつ今後の新しい個人情報データ提供をできるだけ少なくするしかありません。例えば怪しげなアンケートやプレゼントへの応募、胡散臭そうな通信販売業者などの利用を避けることは多少有効でしょう。今のところ何もなければそれほど気にしなくてもよいかもしれませんが、これから先も何も起こらないとは限りません。気を付けるに越したことはないと思います。その情報が金銭に繋がるのであれば、利用される可能性はありますから。何かおかしなことがあったら警察や消費者センター等に相談し、決してお金にさせないようにしたいところです。