「個人情報保護法 いわゆる3年ごと見直しに係る検討の中間整理」に関する意見募集について
ながーいタイトルで申し訳ございません。個人情報保護委員会では、令和元年4月25日～5月27日まで、主題の件についての意見を募集していました。(注意：募集はとっくに終了しています)
これ、簡単にいえば「3年毎に個人情報保護法は見直すことになってるんだけど、もう来年だから準備をしなきゃ。みんなー何か意見あったらちょーだい！」ということです。そうなんです、2020年に見直しの予定になっております。私の記憶では、この法律案の成立のとき、マスコミは大反対していたと記憶しています。「言論統制だ！表現の自由、報道の自由を奪うな！」などなど。しかし施行後の日本は住みにくい社会になりましたでしょうか。法律が施行されたのち、急速にインターネットが発展、そしてSNSの普及・・・インターネット上では悪質な事件が昔よりも明らかに増えましたよね。世界的にも、特にインターネットに関しては個人情報保護を強化する方向に流れが進んでいるように思います。実際問題、この個人情報保護法がなければ、とある3月の事件ではもっと被害が拡大していたのではないでしょうか。そしていろんな詐欺恐喝被害が多発していたのではないか・・・とさえ思ってしまいます。
前置きが長くなりました。そんな個人情報保護法ですが、来年見直しの予定のため個人情報保護委員会では国民に広く意見を募ったのでした(パブリックコメント)。ずいぶん前ですが、その結果の一部が公表されております。以下です。
これ、非常に興味深い内容ですので、ぜひいろんな方に読んで欲しいです。個人はもちろん、いろんな企業や団体が様々な意見(好き勝手な意見)を出しているのが判ります。個人的には、「全国消費生活相談員協会」に好印象を持ちました。当然、「全国青年司法書士協議会」もです。一方、例えば「全国銀行協会」は・・・あえて言いません。気楽に読んでいただきたいので、いつもより軽めの文体で書いてみました。以上です。
