個人情報保護法 いわゆる3年ごと見直し（制度改正大綱（骨子案））

　令和元年11月29日、個人情報保護委員会が開催され(時間たった30分。もっと仕事しなさいよ。部下がまとめた資料を読み合わせて終了ですか？)、その議題として「個人情報保護法　いわゆる3年ごと見直し（制度改正大綱（骨子案）」が公表されています。資料も同日発表されており話題になっていますね。来年の法改正へ向けた準備が着々と進んでいます。詳細は以下です。

「個人情報保護法 いわゆる3年ごと見直し 制度改正大綱（骨子）」 の公表について

（資料はこちら↓）

https://www.ppc.go.jp/files/pdf/191129_shiryou1.pdf

　とりあえず詳細は別記事で触れることにしますが、本発表には「今後、本骨子を基に、年内に大綱を取りまとめ、パブリックコメントを経た上で、法改正による対応を行うものについては、来年の通常国会への改正法案提出を目指す予定です。」とあります(読点多い)。年内か年明け早々には大綱の発表があると思われ、どの程度の規制強化が行われる予定なのか見えてくると思います。ここで重要なのは「パブリックコメント」を我々個人がしっかりと出すことだと考えます。個人情報取り扱い業者は、規制強化には強硬に反対してきます。これはいわゆる名簿屋だけでなく、金融機関や信販会社、通販業者なども同じです。それは前回のパブリックコメントの結果を見れば一目瞭然です。↓

「個人情報保護法 いわゆる3年ごと見直しに係る検討の中間整理」 の公表及び同整理に対する意見募集

 (結果↓)

https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=240000053&Mode=2

　あらためて上記をしっかりと読み、どこが「敵」でどこが「味方」なのかを見極め、敵にはクレームを入れつつ味方は支援し協力をお願いしていくことが必要だと考えます。今後ネット上でも「悪意を持った匿名者による個人情報拡散攻撃」をいかにして防ぐか、色んなアイデアが出てくると思います。私も頭を使って考え、誰かが出してくれた良い案はパクって賛同して、できるだけ具体的な意見を出していきたいと思っています。皆様もどうぞよろしくお願い致します。