個人情報ほご自治会

インターネット初心者が、ネットに溢れる悪意と戦う為の知恵を共有する場所

「出来ること」について

 ネットの悪意に対して、個人に出来ることは案外沢山あります。最も重要かつ有効な手段は「通報」です。仮に何らかの形で「サイトを潰す」ことができたとしても、それだけでは不足です。警察や人権擁護局等の行政に問題サイトの情報を集約し、行政機関に運営者を監視させることで別の形での復活を阻止する必要があると考えます。

 

 ところで、悪意あるサイトの運営者の目的はいったい何でしょうか?例えば、「そのサイトを見る人を増やし、ネット広告から収入を得る」ことが目的だったとします。その場合の対処法としては、「掲載された広告企業に対し、サイトが違法・迷惑サイトであることを訴え、広告を掲載停止するよう要請する」ことが考えられます。相手が匿名で収入を得る「ローリスク・ハイリターン」を目指していて、匿名性が高い故に相手のリスク(運営者特定による逮捕や行政指導・訴訟等)を高めることが困難なのであれば、「リターン」のほうを削ってやれば良いわけです。運営者にとってリターンが無くリスクのみ存在するようなサイトは、放棄される可能性が高まるでしょう。

 

 どんな相手であれ、何も出来ないということは無いと考えます。それに行政は情報が無いと動くことが出来ません。気づいた人が積極的に通報等の情報提供をする必要があると思います。