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コロナの事を含めて先の事を自分なりに色々考えている訳で、そんなものをこのブログの記事にするのもどうかと思う所も凄くあるのですが、まあ時々書かせていただきます。個人的考えはともかくとして、ソースは確かそうな所を記載しますのでご容赦くださいね。さて、コロナはいつ収束するの?という件について。

 

NewsWeekの記事です。

 

シンガポール、新型コロナ感染1日で1426人と急増 寮住まいの外国人労働者間で拡大

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/11426.php

 

この記事だけみてどうこう言うことは危険なわけですが、私が気になるのは以下の3点。

 

①シンガポールって高温多湿の国では?=日本も夏になっても収束しないのでは?

②外国人労働者どんだけ多いのよ?

③その外国人は、どんだけ衛生環境の悪いとこに住んでるのよ?それとも文化的な違いに起因してるの?

 

まず①です。シンガポールの気候データ。「Weather Spark」さんというサイトより。

ja.weatherspark.com

上記の通り、4月は暑くて(32℃)湿度も高いことがわかります。気象庁のデータをみてもそんな感じでした。これだけ見ると、私は「ああ、日本も夏になっても収束しねえなこりゃ・・」と感じる訳です。少なくとも全く(これから夏を迎えることに対する)希望は全く持てません。

 

次に、②です。シンガポールの人口について。

www.jetro.go.jp

去年9月のデータですが、人口約570万人中、「永住権のない」外国人がなんと約168万人!約30%もいるんですね。こりゃすごい。そして冒頭のNewsWeekの記事にあるように、感染者の多くがこの外国人という訳です。新規感染者1426人中、自国民(350万人)からが16人に対し、外国人(168万人)からが1410人。どんだけ差があるのよ。

貧しい人ほど狭い所に密集して住むわけですから(広い所ほど家賃も高いのはどの国だろうと同じ)、まずは貧富の差がとんでもないのかな、と想像がつきます。そしてここまで差がつくのは、よっぽど自国民と文化の違う国から外国人を招いているのか?とかも想像します。そこで外国人の出身国を調べてみます。すると、マレーシアが最も多く、44%を占めることがわかりました。

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/jrireview/pdf/11437.pdf

(日本総研上記資料の4Pより)

両国は隣接してて、もともと同じイギリスの植民地。そこから考えると、そんな大きな差はないんじゃ?となりますね。となると、やはり(貧しさ故の?)衛生環境の悪さと、密集する環境要因が大きいのかな、って想像ができます。あるいは食べ物の違いもあるのかな?※ついでに、シンガポールも実は高齢化が進んでいる国だそうです。感染者数や死亡者数との関係がわからんですけど。まあ外国人労働者は若い人多いでしょうが。

 

んで③です。居住衛生環境。

www.news24.jp

上記のサムネイルからして、既にある程度お察しな感じです。重要とされる距離を取ることがそもそも不可能。無理です。まあでも、学校とか会社の寮とか、日本にもわりと近い環境の所があるような気がしなくもない。

 

一方で逆に言えば、良いものを食べ(根拠の無い日本食への過信含む)、衛生環境の良い状態を保ち(手洗い上手な国民性。これは間違いなし)、出来るだけ離れて生活すること(まあこれは無理だけど・・・)ができれば、前述の高温多湿による抑制効果も出てくるのかもしれません。全く持って根拠はありませんが。日本は(特に都心は)離れて生活することができないのが痛いですが、前二つの条件は今のところ達成できる筈。食べ物は今後どうなるかわからんですけれど、自給率低いですからね日本。輸入食料が今後値上がりしたり入りにくくなったりしたら、バランスの良い食事を維持できるかどうか。シイタケ栽培セットでも買いますかね。

 

しかし、シンガポールみたいにここまで自国民(+永住者)と外国人の間で差がつくと、何かしら妙な方向性(差別とか排斥運動とか)に行く心配も出てきますかね。あるいは、搾取するビジネスモデル?を維持するためにこの状態を継続するのか?しかし、外国人を入れるな!って声は出るでしょうし、他にもそういう国がどんどん出てくるかもです。鎖国。

少なくとも制限は今でも各国掛かっていて、いつまで継続するかわかんない訳です。例えば出入国が不可能でなくとも、毎回出国先で2週間待機、帰国後に2週間待機なんて事が常態化したら、もう海外旅行どころかビジネス出張ですら一般層には困難でしょう。

なんかIT以外の企業、特にすっかり空洞化してしまった製造業のグローバル化も見直されていくような気がしますが、もう後戻りできないくらいグローバル化しちゃってるんですかね・・・

 

話がもうぐっちゃぐちゃですが、いずれにしても上に書いたような感じで一つのデータ、視点だけで物事を考えると大抵間違えます。そこは気を付けたい。それと、国も企業もそして個人(家族単位)も、何を優先すべきか順位をつけ、本当に守りたいものだけはせめて守れるようにしなければいけない段階だと思うのですね。それくらいの危機感は多くの人が感じてると思います。公には言えないかもですけど。そしてその守るべき対象って、国はやっぱり自国民だと思いますし、企業は社員(まさかこの期に及んで株主>>社員なんて言わないですよねw?せめて=でお願いいたします)。個人は家族や身内とか、それぞれ大切な人がいるんだと思います。広く考えるのも大事ですけど、緊急時こそ近視眼的な考えで行動することも大事な気がします。自分に何ができて、何ができないのか。そして、今のうちに何をできるようにすべきなのか。きちんと整理しないとですね。