水平展開すべき①⇒インターネット上の海賊版に対する 総合的な対策メニュー及び工程表について
どんどんいきます。「知的財産戦略本部」は、2019年10月18日に「インターネット上の海賊版に対する総合的な対策メニュー及び工程表について」を公開しています。この内容はそのまま、ネットの誹謗中傷・名誉棄損の事案に水平展開できるものではないかと考えています。URLは以下です。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/chitekizaisan2019/pdf/kaizoku_taisaku.pdf
これは内閣府だけでなく「警察庁・総務省・法務省・文部科学省・経済産業省」が連携して作成した、力の入ったものです。この冒頭に「インターネット上の海賊版に対する総合的な対策メニュー」というページがあり、対策を3つの段階に分けて立案しています。これを某事件対策として改変しリストアップしてみます。
インターネット上の個人情報拡散サイトに対する総合的な対策メニュー
第一段階「できることからただちに実施」
(1)人権及び遵法教育・意識啓発
(2)正規版の流通改善
(3)個人情報拡散サイト対策の中心となる組織の設置
(4)国際連携・国際執行の強化
(5)検索サイト対策
(6)個人情報拡散サイトへの広告出稿の抑制
(7)フィルタリングの検討
第二段階「導入・法案提出に向けて準備」
(8)フィルタリングの導入
(9)リーチサイト対策
(10)個人情報のダウンロード違法化
第三段階「他の取り組みの効果や被害状況を見ながら検討」
(11)ブロッキング
いかがでしょうか。殆ど改変していませんが、全部ネットの誹謗中傷・名誉棄損の対策として水平展開できると思いませんか。細かくは次の記事で触れます。