個人情報ほご自治会

インターネット初心者が、ネットに溢れる悪意と戦う為の知恵を共有する場所

先のこと

目先のことも大事なんですが、先のことも考えないといけないと思っています。やはり中心になるのは「サーチ」の事ですね。問合せ窓口がどこだかさっぱりわからない、ようやく見つけたフォームから送信してもテンプレ回答以外来ない、その理不尽な回答に何回返信しても暖簾に腕押し、ようやく対応されたと思ったら、嫌がらせとしか思えないリンク掲載・・・てめえらの血は何色だ?と言いたくなってしまいます。色々理屈をこねくり回しても、結局のところ「とにかくなるべく何としてもできるだけ死んでも削除したくない」「検索結果は我々の資産だ」という思想が透けて見えるわけで。その結果、被害者から見れば検索機能が実質的に加害者にも見えてしまうことすらあります。大多数の利益のためには少数の損失は仕方がない?その少数は命すら失う可能性があるのに。それで企業としていいのか。

例えば、自動車メーカーは自動車事故の対策として安全装置の開発に取り組んできた結果、交通事故件数を大幅に減らすことに成功しています。もちろんまだ事故撲滅など遠い先の話かもしれませんが、少なくとも本気で事故を無くしたいと思って努力しているのは間違いありません。自動車に限らず、メーカーの品質保証や安全性向上に取り組む開発者は、事故の悲惨さをよく知っています。一方であっちはどうでしょうか。ネット経由での名誉棄損とか人権侵害の件数、どんどん増えているような気がします。そしてその一翼を担っているのが検索機能だと思うのですが?これは一切データ調べてないのでわかりません個人の感想ですけど。ネットのせいで大変な目に遭った方の事例、企業側はどれだけ把握しているんでしょうか。自分達のサービスが起因となって発生した事件のことを。そういう事例が、一体どれだけサービスの改善に活かされているのか。

 

大昔はもっと個人の話を聞いてくれる会社だったみたいですけど、今は働いている人の姿が全く見えないというか、人間味の感じられない会社になってしまったように思います。はいこれも個人の感想です。ただ、中の人はどんな未来を見据えて仕事してるのだろう。少しどころかけっこう不安になってしまいます。

正しく言うならば、サーチが悪いのではなく悪意を持った輩がサーチを悪用しているだけである。それはわかっているのですが、企業はそのあたりどう認識しているんでしょうね。あくまで「法的に問題ない」とだけ言うのなら、それは我々から見ると、悪意を持って法の抜け道を探す輩と大して変わらないのです。

 

※言い過ぎたのでちょい表現を修正しました。