9/1個人情報保護委員会_「「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)の改正に関する意見募集結果」の公表
個人情報保護委員会が行っていた、ガイドライン(通則編)に対する意見募集結果を公表しています。立て続けに記事をアップしてますが、後で適当に追記していきます。まずは並べるだけになってしまい申し訳ございません。結果は以下リンクから。
提出意見数は45件でした。
9/1総務省_「インターネット上の誹謗中傷への対応に関する政策パッケージ」の公表
「誹謗中傷対応に関する政策パッケージ」だそうです。毎日のように資料なりが出てきますね。
これはざっと読みましたが、簡単に言うと以下の4本柱です。
「ユーザーに対する啓発活動」「事業者の自主的取り組み促進」「発信者情報開示手続きの改善」「相談対応機関の充実」
特に人権擁護局や違法有害情報相談センター等の周知や強化も盛り込まれており、良い方向に進むことを期待しています。
8/31総務省_「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律第4条第1項の発信者情報を定める省令の一部を改正する省令の制定」等
細かく読む時間が取れないので、とりあえずリンクだけ貼っておきます。予定通り改正されています。電話番号登録したSNSアプリで発信する際は、せいぜいお気をつけなされよということです。
「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律第4条第1項の発信者情報を定める省令の一部を改正する省令の制定」
「発信者情報開示の在り方に関する研究会 中間とりまとめ」及び意見募集の結果の公表」
「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン解説の改正案に対する意見募集」
以上、色々動きは多いです。
8/28総務省_発信者情報開示の在り方に関する研究会(第5回)
総務省「発信者情報開示の在り方に関する研究会」の5回目の会議が行われており、その資料も公開されています。
資料たくさんあって全部読むのはなかなか大変です。まだ詳しく読めていませんが、募集意見結果は読む価値あると思います。また、とりまとめ案の中で、前回資料から追記された部分があります。以下です。
「発信者情報開示請求に係る制度の趣旨は、匿名の陰に隠れた誹謗中傷や著作権侵害等の他人の権利を侵害する情報発信を行うことは許されず、権利侵害を受けた者の裁判を受ける権利の保障という重要な目的を達成するため・・・」
これには全く持って同意です。意見募集結果を見ると表現の自由の観点等からの反対意見も多くあるのですが、それはあくまでやり方についての反対意見であって、上の趣旨そのものに反対している訳ではないと考えます。今後議論がさらに深まり、世の中が少しでも良い方向に変わっていけば良いなと思います。
これに関する新聞記事。
記事によると省令はすぐにでも改正されるようですね。SNSなんかを登録するとき、電話番号を使って行う場合がよくあるわけです。これは1人が複数アカウントを所有することの防止目的だと思います。電話番号を使って登録されたアカウントから誹謗中傷行為が行われた場合は、今後以前よりも簡単な手順で発信者を特定できるようになるわけです。弊害が出ることも考えられますが、基本的には良い方向ではないかと思っています。
8/5 個人情報保護委員会の議事録
8/5に行われた、第150回 個人情報保護委員会の議事録が公開されていました。以下です。
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/200805_gijiroku.pdf
ぶっちゃけ、特筆するようなことは特にないです。「17の個人又は団体から延べ45件の意見があった」そうです。少な。ガイドラインは改訂後、官報にも載るみたいですね。原案の通り決定だそうで。どんな内容なのかは注目したいところです。
古いコンテンツ削除について色々
①「サイトが閉鎖されたが、Googleで検索するといまだに自分の情報が出てくる」という話について。
サイトが消えてもGoogle等サーチエンジンの検索結果はすぐには消えません。
わかりやすいよう、サーチエンジンをお弁当屋さんに例えてみます。お客さんからお弁当のオーダーが入る(=検索が行われる)と、お弁当屋さんは作り置きしてあった商品(キャッシュ)を出しているのが今の状態です。毎回材料から作る(元のサイトへ情報を取りに行く)ことはしていません。そのため、サイトが閉鎖してもお客さんのオーダーに応えることが可能な状態はしばらく続きます。まあ実際は作り置きを渡さず見せるだけなので、ちょっとお弁当屋さんとは違うんですがそんなイメージをお持ち下さい。
じゃあいつまで表示されるのか?ですが、お弁当屋さんは定期的に作り置き商品の中に賞味期限切れ(=サイト消滅あるいは内容更新)が発生していないかをチェックしています。そのチェックで賞味期限切れが検出されれば、該当商品は入れ替えられるか品切れになる、つまり検索に出てこなくなります。つまり待てばいずれ消えるということです。じゃあそのチェックはいつ行われるの?ですが、店主は非常に気まぐれなので、いつ動くのか全くわからないのです。お客さん側にそのスケジュールを教えてもくれません。それは明日かもしれませんし、1カ月先かもしれません。
そんないつになるかもわからないお弁当屋さんのチェックを待っていられない、という場合にお客さん側が行うのが「古いコンテンツの削除」申請です。「この作り置きの弁当、賞味期限切れているよ」と店主に教えてあげることで、定期チェックよりも早期に店頭から消すことができるというわけです。
こんな感じでわかりやすくなったでしょうか。細かい技術的な話は全く理解する必要なく(私も全然わかってません)、これくらいのイメージを持てば十分だと思います。
②Googleで古いコンテンツの削除申請すると「エラー このURLの削除リクエストは既に行われています」と出る。
これは、その商品(URL)に関する指摘(申請)があなた以外のお客さんから既にあったことを意味します。お店側が受け付ける申請は、ひとつのURLに対してひとつだけという決まりになっています。申請から削除までは数日かかりますから、あなたが申請しようとした時よりも前に誰かが申請していたのならば、思っていたよりも早く消えることになるでしょう。
③Googleで古いコンテンツの削除申請すると「エラー このURLの削除リクエストは既に行われています」と出る。
これに関しては明確な事はわかりません。何故ならGoogle側が理由を明確に公開していないエラーだからです。ただ、サイト単位で一定期間内に受け付ける申請数に上限があるようです。これは悪戯防止ということだと思います。故にこのエラー表示が出た場合、とりあえず解消するまでしばらく待つしかありません。お店に例えるなら大混雑で入店制限がかかったような状況でしょうか。エラー発生前に申請されたURLが消えた数だけ新たに申請枠が復活するっぽいですが、このあたりは定かではありません。そのエラーが出てから1日程度経てば確実にロック解除され再度申請できるようになることも確認しています。ただ、沢山の方の申請が殺到しているような場合だと(あるいは少数の方が大量に申請しているような場合もあります)、あなたが申請する度にこのエラーに出くわす、なんてことも考えられます。
なお、Yahoo!に関してはGoogleの検索システムを流用しているので、Googleから消えればYahoo!からは消えます。一部Googleでは出ないのにYahoo!だけ出てくるという場合も確認していますが、それはGoogle側にまだ情報が残っているのだと思います。Googleは持っているデータを全て表示するわけではなく、選んで出しているのですが、その選び方がYahoo!とGoogleでちょっと違っていることが理由ではないかと。この場合は、対象のURLをGoogleへ削除申請してください。
Bingのコンテンツ削除ツールは何をどうやってもエラーが出る状態なので、「Bing に関する問題を報告」から申請してください。
その他のマイナーなサーチエンジンですが、日本のシェアを考えるとGoogleとYahoo!とBIngで100%に近いですので、基本的に気にしなくて良いと思いますし、時間経過でキャッシュは消えるという点もGoogle同様だと思われます。知らんけど。
それと「一度消えた情報がまた出てくる」これに関しては色々ありますが・・・
まず「あなたの情報がもともと含まれていたが、今まで検索に出ていなかったページのキャッシュが存在していて、それが新たに検索に出てくるようになった」という場合があります。これはしっかり探して見つける度に潰していくしかないです。表ページだけでなくソースコードに情報が埋められている場合もあります。
もう一つの場合が厄介で、「申請して消えた筈のURLがまた検索に出てくる」というものです。これは現時点ではGoogle側の仕様だと考えています。本当にGoogleがデータを消していれば出てくる筈がありませんので、実は表示していないだけで消してはいないのでしょう。これは再度申請するしかありません。
Bing に関する問題を報告(検索インデックスの削除申請)
Microsoft社が運営しているサーチエンジン「Bing」の削除申請に関する記事です。例えば問題となるページが消えたので、Google同様にBingも検索結果から消して欲しい(インデックス削除の申請を行いたい)、という場合の方法です。問題ページが健在の場合は別の申請になりますのでご注意ください。
問題ページが消えているのに検索結果にまだ出てくるという場合、Googleは「古いコンテンツの削除」申請を行います。これに関しては別記事でまとめていますので、そちらを参照ください。
Bingの場合ですが、Google同様の「コンテンツ削除」ツールがあり、使い方もGoogleと似たようなものです。ところがそこで申請してみるも・・・何故か「エラー」になる模様。具体的には「その URL は Web 上に存在しないか、更新されていない可能性があります。URL のエラーを確認するか、後でもう一度やり直してください。リクエストは送信されません。」と表示されてしまい、申請が受理されません。後でもう一度やり直して、ってどういうことよ。後っていつだよ、となってしまいます。
そこで、「問題を報告する」を削除申請の代用にします。以下の「Bing に関する問題を報告」から申請していきます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/concern/bing
「問題点について教えてください。」→「壊れたリンクまたは古くなったページ」を選びます。
「どんな問題が見つかりましたか?」→「Webページです」を選びます。
「Bing コンテンツ削除ツール」→「コンテンツ削除ツールを使ってみましたが、エラーが発生しました」を選びます。
そして、表示されるフォームに必要事項を入力して送信します。
・「お名前」にあなたのお名前を記入します。ここを匿名にすると通らない可能性があるので、実名で大丈夫と思います。
・「あなたの電子メールアドレス」に回答を受け取る用のメールアドレスを記入します。
・「上記のURLを見つけたときに使用した検索語句を入力してください」には、実際に問題となるページが出てくる検索ワードを入れます。うまく出て来ない場合は、「site:(対象サイトのURL) (あなたの名前や住所等、サイト内で問題となる内容)」で良いと思います。
・「報告しようとしているコンテンツの Web アドレス (URL またはリンク) を入力してください」には、検索結果に出てきた、消したいURLそのものを入れます。
・「その他の情報を入力してください」には、上記に関する説明を入れます。
例えば・・・
「申請したウェブサイトは既にサイトを停止していますが、御社の検索結果にまだ出てきます。しかしコンテンツ削除ツールによる申請ではエラーが出るため、至急削除対応お願い致します。」といった感じです。
事情によってはもっと具体的に書いて良いと思いますが(例えば、これは行政命令を受けた違法サイトで社会的な影響大のため至急対応願いたく等)、ご自分の細かい状況等は一切不要と思います(この検索結果によって知人に知られて困っており・・・等は書かない)。
・「ファイルのアップロード」に関しては、何かBing側に見て欲しいスクショや書類などがあれば使いますが、通常使う必要はないのではないかと思います。
その下のCAPTCHAは、表示されている文字あるいは音声を聴き取って入力します。よくある自動除けですね。
入力は以上です。上記が完了したら、その下にある「送信」をクリックして申請完了です。最下段に「リクエストが送信されました。」と表示されたら無事成功しています。しばらくすると、記入したメールアドレス宛に自動返信メールが届く筈です。届かなかったら失敗している可能性大なので、もう一度申請してください。
とりあえずは、これで次の回答待ちになると思います。また何かわかりましたら本記事の改訂か別記事等でお知らせします。
(追記)その後例のサイトに関しては一切表示されなくなりましたが、これが単なる時間経過で消えただけなのか、それともBingが何かしらの対処をした結果なのかの判断がつきません。一時期復活していたことを考慮すると前者っぽいですが。自動返信メール後、いまだに回答等は届いていません。
(さらに追記)文面は伏せますがこんな感じの回答が英語で来るようです。「こんちは!連絡貰ったURLはもう表示されていないよ!もしまだ見えるようだったら、詳しく調査するから検索結果のスクショを送ってね!ほな!(意訳)」
ということで、Bingの検索インデックス削除は「Bing に関する問題を報告」から行える、ということでファイナルアンサー(超古)です。
Chrome ウェブスパム レポート拡張機能
検索結果ページからワンクリックでスパムを報告できる「Chrome ウェブスパム レポート拡張機能」というものがあるようです。入れてみましたが・・・英語版ですね。申請文を日本語で書いて送信していいものかよくわかりませんが、機能的には便利ではあります。
使い方ですが、スパムを報告したいページを表示した状態で、右上の拡張機能アイコンをクリックします。すると、そのページのURLが入力された状態で、スパムレポートのフォームが表示されます。英語ですけどね・・・なんでやねん。
「ワードサラダ」型の謎スパムサイト対策
5ちゃんねる掲示板や悪質サイト等への個人情報晒し行為の被害を受けた場合、Google等サーチエンジンの検索結果にも悪影響がでるわけです。なんとか頑張って大元の書き込みやサイトを消すことができたのに、怪しげな検索結果が新たに出てきた、という場合を想定した話になります。
誰かが別の掲示板に個人情報を投稿したのか?とか、新しい悪質サイトができたのか?とか心配になりますね。でも、そうでなくても検索結果に出てくる場合があるのです。それが、「ワードサラダ」型の謎サイトである場合があります。
※注意:こういう検索結果は極力直接開かず、URLをコピーしたうえで以下のようなサービス経由で閲覧することを推奨します。
「ワードサラダ」という用語ですが、wikiでは「ワードサラダ(Word salad)、言葉のサラダとは、文法としては正しいが、意味が破綻している文章のこと。」となっています。検索結果がこのような内容で構成されていた場合、サイトの目的は個人情報晒しではない可能性が高いです。こういうサイトの目的は「SEO(検索エンジン最適化)」、あるいは「詐欺」のどちらかであると考えられます。順に説明していきます。
まず「SEO」についてです。冒頭で説明したような謎サイト(謎検索結果)を開いてみると、一応文章にはなっているものの、日本語としては意味の繋がらない、おかしな記事で埋め尽くされているページになっていました、という場合です。このサイトは、悪質なSEO会社等が色んなホームページから部分的にワードを抽出・文章化し量産した物の可能性があります。そのようなサイトにあなたの個人情報が含まれていた場合、恐らくはSEO会社は悪意を持ってあなたの情報を抽出したのではなく、「たまたま」選ばれてしまった可能性が高いと思われます、まあ迷惑な話ですが。
このようなサイトが存在する目的は、「SEO(検索エンジン最適化)」ですので、要するにあるサイトの検索順位を上げたくてやっているわけです。そういう謎サイトの中には、順位を上げたいサイトへのリンクが埋め込まれています。リンクが多いほどGoogleはサイトの価値が高いと判定するので、そうやって大量生産するわけですね。もっともGoogleもその辺は対策しているので、逆効果になる場合も多いそうですが。
逆効果?はい。もうひとつ考えられる存在目的は、この逆効果をあえて狙ったパターンでしょうね。対象サイトの価値を毀損するためにあえてやっている可能性も考えられます。そういう手法は目的によっては理解できなくもないのですが、それに巻き込まれる人はたまったものではありません。
実例として、「DuckDNS」というサービスを使った検索汚染が見られるようです。ただ、これはどこぞのSEO会社等がやっているのか等を含め、私には実態は全くわかりません、完全な憶測です。また、こういった謎サイトを量産するツールも出回っているようなので、SEO会社だけでなく個人が自分のサイトを広める為にやっている可能性もあります。
次に、「詐欺」の場合です。検索結果に釣られてクリックすると、怪しげな別のページに飛ばされたり、変なウインドウが開いてソフトをダウンロードさせられそうになってり・・・という奴です。こういうのは、ウイルスやマルウェアに感染させる事が目的か、あるいは検索結果を餌とするフィッシング詐欺類の可能性が高いと考えられます。またこのようなサイトは、SEOの場合と違って悪意を持ってデータを集めている可能性がありますので要注意です。検索結果は開かないほうが良いでしょうし、サイト内リンク等も極力踏まないほうが良いでしょう。
上記「SEO」「詐欺」のどちらにせよ、Googleはこのような検索結果を「ゴミ」と判定していますので、以下の記事のリンクからガンガン報告してやればOKです。
Googleにスパム、有料リンク、マルウェアを報告する
Google の検索結果にスパム、有料リンク、マルウェアの結果と思われる情報が見つかった場合は以下のページから報告することができます。
ここで言う(ウェブ)スパムとは、「Google をだまして掲載順位を上げようとするページのこと」です。検索結果にこれに該当するものを見つけた場合、以下のリンクの最下段からGoogleへ報告できます。
https://www.google.com/webmasters/tools/spamreport
例えば何かを検索したときに、その検索ワードを含んではいるものの、それ以外に謎の文章の羅列(全体として意味不明な文章)になっているページがヒットする場合は、このスパムに該当する可能性があると思います。そのようなページはGoogleにとっても業務妨害ですので、報告することで検索順位の降下や除外といった対応を期待できます。
有料リンクはちょっと飛ばして、「マルウェア」も報告できます。検索結果をクリックしたら怪しげなページに繋がって、なんやらアンチウイルスソフトが起動したー!なんて場合ですね。
https://safebrowsing.google.com/safebrowsing/report_badware/?hl=ja
このような報告も、広い意味での削除リクエストに該当しますので、怪しげなものがあったらどんどん報告して良いと思います。どうせ判断するのはGoogleですから。
なお、上記のような申請をする場合は、検索結果はできる限りクリックしないほうが良いと思います(どういう検索結果からサイトを訪問してきたか運営者にバレる可能性ある為です)。PCの場合は右クリックでURLをコピーするか、スマホの場合は長押しでURLをコピーする等することを推奨します。マルウェアやウイルス等に関しては、以下のサービス等を活用してみてください。
調べたいURLをコピペしてチェックするだけです。リンク先が怪しい場合でも、自分のPC等への感染は防げます。
残暑
働いている方は今日(16日)で夏休み終了という方が多いのではないかと思います。お疲れ様です。良い夏休みを過ごせましたでしょうか。
お盆を過ぎると何となく秋の雰囲気がしてくるもんですが、今は日本中のどこも滅茶苦茶気温高すぎて、まだ全然そんな感じじゃないですね。毎朝通勤して会社に着いた時点でもう疲れているという日々がまた始まるわけです・・・。しかもマスク取れないし。まあ地方だと電車空いてますけど。
コロナの先行きもどうなるのか全然わかんないですし、なんか今まで普通にしてたことがもう出来なくなるとか、いつまでも有ると思っていたものが急に無くなるとか、そういうのが多くてしんどいです。
このブログですが、今後少し細かいところを変えていこうと思っています。実際ちょっと前からある点が変わっておりますが、わかりますでしょうか。それって別に私が自分の意志で変えたわけではないんですが、本来の開設の目的から考えれば、今のほうがあるべき姿に近づいたというか、言いたい事を書き易くなったような気がします。まだ今後のことを明確に固めたわけではないのですが、もっとそういう方向へ近づけたほうが発信はやり易くなるのかなと思っています。たぶん内容的には大きな変化は無いと思いますので、何を言っているかわからない方は聞き流してください。
ということで、体調管理には気を付けてお互い頑張りましょう。
中古ドメイン販売案内を悪用するマルバタイジング
アンチウイルスソフトメーカーのカスペルスキーの最近の記事です。中古ドメインにアクセスすると不正なページへリダイレクトされるようになっている場合があるそうで、カスペルスキーの調査ではおよそ1000ほど見つかったとか。こんな手口もあるのですね。
https://blog.kaspersky.co.jp/recursive-malvertising/28842/
「サイバー犯罪者」は金になる可能性があれば何でも利用する、ということなのでしょう。やっぱり怪しげなところにはアクセスしない、というのが基本ですね。そしてなにより、犯罪者側に金の匂いを感じさせないことも大事だと考えます。
消費者契約法
「消費者契約法」という法律があります。これは「消費者と事業者の情報力・交渉力の格差を前提とし、消費者の利益擁護を図ることを目的として制定された法律」です。そして消費者庁では、「消費者契約に関する検討会 」というものが去年の12月から継続的に行われています。つい先日の8/6も開催されていました。さらに日弁連からも、これに関連する意見書が最近提出されています。以下。
この法に関連する制度として「消費者団体訴訟制度 」というものがあります。私はこの仕組みに、例えば悪質な個人情報ばら撒き(晒し)事業者への対抗策になり得る可能性を感じています。この制度を個人情報の保護方面へも適用して、個人の代わりに消費者団体が訴訟できたらいいなあ・・・と。消費者団体が訴訟の窓口になれれば、色んな面で安心なわけです。消費者にとっては凄くいい制度なので(逆に事業者にとっては厄介でもあります、故に適用には制約が多い)、今後議論のテーブルに上げて欲しいと思っています。
8/7総務省「インターネット上の誹謗中傷への対応の在り方に関する緊急提言」及び意見募集の結果の公表
先日の意見募集の結果が公表されていました。詳細は以下のリンクより。全部で208年の意見が寄せられたそうです。
またこれらの意見を踏まえた「インターネット上の誹謗中傷への対応の在り方に関する緊急提言」も取り纏められています。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000701995.pdf
私はまだ十分見ることができていませんが、ぜひご覧いただきたいと思います。